クレジットカード現金化は、借金をする以外にまとまった現金を手にする方法として多くのかたに利用されていますが、軽い気持ちで手続きしてしまい、失敗してしまうケースも見られます。
その理由やリスクについて、まずは確認していきましょう。
利用の際には返済計画までしっかり立てておく
業者で現金化する場合、手元に残るのは申し込んだ金額の8割程度です。自身で現金化し、高額転売などで利益を得ない限りは必ず損をする取り引きでもあります。すぐに現金を手にできても、本来のカード払いなら利用できた金額よりも少なくなるのです。
その上で、当然ですが現金化を申し込んだ分は後々カード会社への返済が生じます。切羽詰まった状況で現金化してしまったことで後々の支払日に間に合わずに滞納してしまう、という失敗も珍しくありません。滞納が続けばカードの利用停止のみならず信用情報にも傷がつきますし、強制退会になることもあります。
クレジットカード現金化を行う際には、手数料がかかっても現金を作らなければならない事情とは別に、必ず返済計画を立てた上で申し込みをすることが大切です。
悪徳業者に引っかからないように下調べする
クレジットカード現金化を申し込んだのに、承諾した金額よりも振り込み金額が少なかった、決済後に業者と連絡がつかなくなりお金が入金されない、こうした悪徳業者とのトラブルが少なくありません。高額換金率広告などの甘言に安易に引っかかってしまい、お金とカード情報、個人情報だけを盗まれてしまうというケースです。
申し込みをする前には、必ず現金化業者の会社概要や評判、トラブルの有無などを慎重に調査してください。失敗をしないように、優良業者と判断できるところと取り引きすることが重要になります。